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こんにちは!

ブログでは久しぶりの登場のご主人さまです。

16歳くらいまでは「猫って老けたりしないんだなあ」て思ってしまったくらい

普通の猫と変わらなかったんだけど、

17歳くらいになった時からガクっと痩せてきちゃって、5キロあった体重も3.5キロに。

今は18歳ですが、動きもさすがにヨボヨボ・・・・て感じになってきて、

誰もいない部屋に行って遠吠えみたいのをし始めた。(ボケの症状らしい)

老いって、緩やかにくるのではなく、ある日突然ガクっとくるんだろうね。

でも体はおじいちゃんでも心は子供のまんまなんだよなあ。

その辺も人間と同じなんだろうね。

 

老いといえば、映画No Country の原作「No Country for Old Men」を読んだんです。

この意味不明な映画の原題はなんだろう?

他にも映画を観てよくわからない所があったので原作に手をつけたのですが

コーマック・マッカーシーさんの本って人の会話だという事を示す(かぎかっこ「」)がないんです。

人の会話と文章が境目なく進んでいく。

さらに句読点までないので、始めこのストイックすぎる文体に驚いてしまって暫く放置していたんだけど、

図書館の貸し出し期限が迫ってきたので仕方なく読み始めたら

文体にも慣れてきて、次第にはこの作風が癖になり、結構長い話なのですがあっという間に読破してしまいました。

 

この映画の悪役「シガー」は牛を屠殺するときに使う空気ボンベを武器にして使うのが特徴で、

原作ではこの空気ボンベ一度使うきりで、あとはシガー普通に銃とか使うのね・・・

銃、便利だもんね。コンパクトですし・・・

でも映画からはいった私としてはシガーには空気銃一本で頑張ってほしかった。

コーエン兄弟ナイス脚色だったな。

 

原題がどうして「老人に故郷はない」って題名なのかというと、

主人公の保安官が老人なんだけど、時代が進んで、わけのわからない犯罪が増えて

シガーのような意味不明な殺人鬼まででてきて

もうアメリカは変わってしまったんじゃ・・・時代はかわっていくんじゃ。

老人には何時だって故郷はないのじゃ。

みたいなニュアンスだったと思う。

頭が悪過ぎてこんな解釈の文しか書けず申し訳ない。

 

でも、シガーみたいなやつはどこにでもいて、

自分がシガーに殺されてないのは全くの偶然であって

今生きてるのは実は奇跡みたいなものなんだけど

人はたいてい そのことに気づかずに生きていて・・・・

多分そういう事なんだろうな。

どうしても自分の身に起きてる不幸の方にしか普段目がいかないけど。

そんな事を思いました。

 

小説ってたいてい、

芸術性の高い作品=万人に理解されず売れない

て感じで売れてる作品は芸術性が低いと軽視される事が多々あるのですが。

マッカーシーは文壇からも評価が高いのにバカ売れしてるっつー

なんとも羨ましい人です。

でも実際面白い。他の本も読んでみよう〜